「環境が人をつくる」そして、「人が環境をつくる」
「良い社内環境を整えたい」
「良い雰囲気の会社をつくりたい」
「アットホームな感じの職場を築きたい」
こういう言葉をよく耳にします。
とても素敵なことで、私も大賛成です。 (いいですね! 素敵ですね!)
では、どうやってそれを実現しますか?
絵に描いた餅を、イメージを、夢を…
どう実現しますか?
これが、めちゃくちゃ大事だと思いませんか?
その前に、よーく「これらの素敵な言葉」を吟味してみますと、
これらは、「会社全体のこと」を指していると思いませんか?
「職場全体」がこんな風になったらいい…
私の提案するアドラー心理学に、【人間関係論】というのがあります。
「人間関係は、四つで構成されている」という教え…
まず、この世界の始点(視点)である「自分」
そして、目の前には「相手」がいて、
自分と相手の間には、何らかの「関係」があり、
私達全体を取り巻く「環境(家族、学校、職場、地域)」がある。
これを当てはめると、
社長さん方がよく言う「良い雰囲気の会社をつくりたい」というのは、
全体の「環境」のことを言っている。
まずはそれが、理解できます。 (これが、具体的にする話)
では、どうやってこの「環境」を変えて行くか?
これが、一朝一夕ではいかないのです。
土壌改良みたいなもので、どうしても時間がかかるのです。
でも、大丈夫です。
絶対に変わります。 100%変わります。
なぜなら、
「今ある環境も、今までの日々の積み重ねで構築されたものだから」
「環境が人をつくる」とよく言いますが、
実はもう一つ、「人が環境もつくっている」んです。
大切なので、もう一度言います。
「今ある環境は、今までの私達の積み重ねでコツコツ出来たもの」
これから、「何を積むか?」で
・新しい環境が築けたり…
・今の延長線上だったり…
「実現する未来」が変わってきます。
大切なのは、
どんな未来(ゴール)が欲しいのか?イメージしたなら、
それに向けて、どうやったら実現できるか?
「実現に向けた、新しい行動を起こす」ことだと思います。
その新しい行動を起こす方に、
私から提案したい「アドラー流・幸せな職場づくり」の話があります。
「アドラー流・幸せな職場づくり」の提案
私の提案する「アドラー流・幸せな職場づくり」は、簡単に言うと、
『関係の質』を最も重要にしています。
※いきなり「環境」が変わることはありません。
まずは、目の前の「相手」との間にある「関係」を改善していきます。
(千里の道も一歩から)
私のセミナーはずっと、「良い関係をつくるには?」を問い続けています。
そして、この最終目的地(ゴール)は、
「全従業員さんが、幸せを感じる職場づくり」(環境)です。
冒頭にありました、「良い社内」「良い雰囲気」「アットホームな職場」です。
この境地に辿り着くには、
目の前に現われる「相手」と、「良い関係」を築くのが近道です。
(お客様と、良い関係を築くことも大切ですが、
職場を良くしようと思ったら、職場の相手と 良い関係を築きましょうよ)
いかがですか?
『相手』=「部下」や「従業員さん(パート・アルバイトさん他)」と、
『良い関係』が築けていますか?(信頼関係)
①まずは、試しに「相手」との「関係の質」に点数をつけてみましょう。
最高に良い関係を「10点満点」として、何点ぐらいつきそうですか?
いかがですか? できれば、一人一人に点数をつけてみて欲しいんです。(関係の質)
※みんなと良い関係が築けていたら、最高ですね。
きっと従業員さんは、「幸せ」を感じているでしょう。素敵ですね。
(人間は、「安心安全の環境」でこそ能力を開花・発揮させる)
※良い関係が築けていなかったら、少し残念です。
もしかしたら、「絶望」を感じて「辞めている」かもしれません。
(高い離職率、消極的な従業員。最近流行りの「パワハラ」も悪い関係の証拠)
でも、大丈夫。
仮に「今」、悪かったとしても、大丈夫です。
いつでも、変えることができます。
今までと『違うやり方』をしたら良いだけ、ですから、簡単(シンプル)ですよね。
②どうやったら、相手と良い関係が築けるかなぁ?って考えて、
③自分のできそうなことを、無理なくできる範囲で、一つ実践すればいい。
以上。
たった、これだけです。
たったこれだけの、実践が「幸せな職場づくり」への確実な歩みです。
私の主催するセミナーは、
終始、自分と相手の間にある「関係の質」向上に全力を注ぎます。
(あわせて読みたい:組織の成功循環モデル 「グッドサイクル」を大切にしています)
どうやったら、「良い」人間関係が築けるか?
私からも、様々な提案をさせていただきます。
相手と「良い」関係が築けそうな、「勇気づけの言葉」の提案です。
相手を勇気づける言葉を、現場で試していただき、現状に変化をもたらします。
与えたれた課題を実践していただくから、現場が変わります。結果がでます。
自分を変えると、その影響が相手に及びますから、相手も変わって来ます。
そして、次のセミナーに「やったこと」「そこから学んだこと」「現場で起こったこと」を
全体の場でシェアして、成功実績の共有を図ります。(全体の学び)
効果があった有意義な実践なら、全体に共有して「環境」に影響を与え続けます。
だから、変わらない職場はありません。もちろん、実践しないと変わりません。
でも、行動が宿題として出るので、やらざるを得ません。
次回のセミナーで、私がニコニコしながら「どうでした?」と聴くので、
実践せざるを得ません。(笑)
そして、本当に良い報告が続々と表れるのです。 素敵ですね。
①「社員全員に聴かせたい」と好評な、
「勇気づけコミュニケーションセミナー」やってます。
②1割が変われば全体(環境)が変わる、
「部下を勇気づける、管理職研修会」もやっています。
※企業研修は、受講者の数により金額に変動があります。
ご契約前には、目標の一致のためヒアリングをさせて頂いております。 まずは、ご相談ください。